ストレート・エッジとかいう
やぁやぁやぁ、お久しぶり。今回の記事はちょっと思想が強めだが、一応目を通して欲しい。
あたしはストレート・エッジという生き方を実践している。実践しているというか、体質や嗜好から自然とそうなっただけで、思想なんてものはない。
ストレート・エッジ(SE)とは、「酒を飲まない」「タバコや危ない薬を吸わない」「遊びでエッチをしない」というライフスタイルである。対抗文化であるパンクロックならば、「セックス、ドラッグ、ロックンロール」みたいな汚い大人にはなるなというコトだろう。ちなみにSEをやめるコトを「ブレイク・エッジ」と呼ぶ。
SEのシンボルとして「トリプル・エックス(XXX)」というのがある。両手の甲にバッテンを書き、両腕を胸の前で交差させるというもので、上記3原則を意味する。やったコトはないけど(ぉぃぉぃ)。
元々はイアン・マッケイ氏が提唱し、ハードコア・パンク界隈へと広まったという。「手の甲にバッテン」というのも、未成年時代のマッケイ氏らとライブハウスのオーナーとの妥協案として始めたコトらしい。店員が間違って酒類を出さないようにするためだったのが、いつからか禁酒のシンボルになり…といった感じか。
その後に発表されたマイナー・スレットの楽曲「ストレート・エッジ」「アウト・オブ・ステップ」の歌詞を合わせて、SEは確立された。
あたしはあまりパンクロックを嗜まないが(CowpokesとOuterくらい?)、この単語を知った際、これはあたしが進まざるを得ない道だと確信した。それにはこんな理由がある。
- アルコールの匂いと苦味に敏感で、脳が拒否反応を起こす
- 軽い喘息持ちで、タバコの煙が苦手
- 危ない薬なんて恐ろしくて手を出せないし、出すつもりもない
- エッチというのは本来、自分が愛す人とのみするべきコト
んー、要するにあたしの好き嫌いからこうなった。SEは禁欲的とか言われるけど、あたしはむしろ欲求が多い気がする。だから体育会系とかビーガニズムとか、よりガチガチな方面に向かうつもりはない。
それに代替手段なんていくらでもあるから、酒やタバコなどに頼らなくてもいいのだ。例えばこんな感じ。
- ノンアルコールのビールやカクテルなら呑める
- ココアシガレットを食べる。特に作業中は脳に糖分が行き渡るように
- トランス音楽を聴く
- 純愛系のエッチなゲーム…?ちなみに好きな作品は「アマカノ」ですわ
そして知っておいてほしいコトがもう一つ。SEは本来、個々の生き方であって、宗教的なものではない。酒とかタバコとかを滅ぼしてやろうとか、SEこそが正しいとか、そんな高尚な思想はあたしにはない。むしろその逆で、他者には寛容であるべきだとさえ考えている。自分と他人は当然、別の個体なんだもん。
他所は他所、家は家。そういうのがSEの本来の姿だ。
………でもあたしは一生ストレートエッジのままだな。ではさらばじゃ。